2022年12月21日に現役メジャーリーガーのヨアン・ロペス選手が巨人へ入団することが報じられています。
ヨアン・ロペス選手はキューバ出身の速球派の救援右腕です。
ロペス選手は今度行われるWBCでもキューバ代表入りが有力視されている存在ですね。
現在ニューヨーク・メッツに所属していますが、過去のMLBでの成績や選手の能力についてお話ししていきます。
ヨハン・ロペスのプロフィール

項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | ヨアン・ロペス・レイバ |
出身 | キューバ |
生年月日 | 1993年1月2日 |
所属 | ニューヨーク・メッツ |
身長 | 190.5cm |
体重 | 94kg |
投打 | 右投げ・右打ち |
過去の所属球団
項目 | 詳細 |
---|---|
2015年 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス(マイナー契約) |
2018〜2021年 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス |
2022年 | ニューヨーク・メッツ |
ロペス選手は、2015年からマイナー契約でダイヤモンドバックスに所属していました。
メジャーデビューしたのは、2018年のシーズン途中となっています。
ヨハン・ロペスの過去の成績は?
年 | 登板数 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | ホールド | セーブ |
---|---|---|---|---|---|---|
2018年 | 10 | 3.00 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2019年 | 70 | 3.41 | 2 | 7 | 21 | 1 |
2020年 | 20 | 5.95 | 0 | 1 | 2 | 0 |
2021年 | 13 | 6.57 | 0 | 0 | 2 | 0 |
2022年 | 8 | 5.73 | 1 | 0 | 0 | 0 |
ロペス選手は、メジャーデビュー後ダイヤモンド・バックスで4年プレーした後、2022年にニューヨーク・メッツへ移籍しています。
2019年は年間70試合に登板し、防御率3.41で計算できる投手としてチームを支えました。
しかし、その後は思った様な成績を出すことはできておらず、防御率も5点代以上が続き、今回メッツもリリースの意向となったと考えられます。
ヨハン・ロペスの球速や球種は?
ロペス選手の持ち味は、150km後半のストレート(フォーシーム)と大きく曲がるスライダーです。
投球の9割はこの2球種であり、たまにチェンジアップ系のボールも投げます。
身長190cmということもあり、ストレートやスライダーに角度がつけられるのも魅力ですね。
ヨハン・ロペスの年俸と契約年数は?
ロペス選手の年俸は日本円で1億4,400万円の単年契約です。
加えて出来高払い5,250万のオプション付きとなっている様です。
また、巨人はニューヨーク・メッツに譲渡金として7,800万円の支払いをすることも報道されています。
なかなか成績が出ずに燻っているメジャーリーガーを巨人が買った形ですね。
2023年3月のWBCキューバ代表に選出
3月に行われる2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表に選出されました。
巨人での実戦より先に世界大会での舞台でロペス選手の活躍が観られそうですね。
ヨハン・ロペスはNPBで活躍できる?
ロペス選手の成績や経験は申し分ないのではないでしょうか。
気になる点としては、直近のメジャーでの成績が振るっていないことと球種が主に2球種と少ないことです。
もう1球種、フォークやスプリットなどを習得することで投球に幅が出て、驚異的なピッチャーになりそうな気がします。
いずれにせよ、メジャー経験のある投手がどの様に日本の野球に対応できるのかがポイントになりそうですね。
また、ファンもSNS上で活躍を期待する声が多いですね。
まとめ
今回は巨人入りが正式に決まったヨハン・ロペス選手についてお話ししてきました。
チームへの合流は来年からとなりますので、まだまだ未知な部分は多いですが、ロペス選手のプレーを見るのが楽しみです。
また、直近は課題がありそうな選手ではありますが、キャンプやオープン戦を通じて上手く順応してくれると良いですね。
活躍を心から願っています!