帝京大学の教授がアカデミックハラスメントがあり、問題になっています。
その教授は60代男性で諭旨解雇で懲戒処分となりました。
アカハラとはそもそも何なのか?アカハラをした教授は誰でどのような人なのか?についてお話ししていきます。
アカデミックハラスメント(アカハラ)とは何か?

アカハラとは、大学など学術機関内部で優位な力関係のもと権力を乱用したり、構成員に対して不適切な言動を行ったりして、「教育研究上の不利益」「教育研究の職務遂行を妨げるような精神的、身体的損害」を生じさせること。
https://www.kaonavi.jp/dictionary/akahara/
今回話題になっている「アカハラ」については上記の様に定義されています。
簡単に言うと大学などにおいて立場の強い教授や教員がその権力やポジションパワーを使って、「勉学の妨げ」や「精神的、身体的な損害」を与えることだと言えます。
帝京大学で起きたアカハラの内容とは?
今回、帝京大学で起きたアカハラは該当の教授がゼミを開いており、そのゼミの募集を行なっていました。
ゼミに応募した一人の男子大学生が該当の教授から「〇〇さんは女子学生ですよね?女子は基本的に応募=採用です」と言う内容の返答がきたという案件です。
実際に公表された文章は以下のとおりです。

その男子大学生は、「聖奈」という名前で、その教授が女子学生と見誤ってこのやりとりへ発展しました。
その後、男子学生は男であることを伝えずに教授に会いに行ったそうです。
その際、男子学生は会話を録音しており、教授は以下の様に話したと言います。
「公式には言えないけど、僕の腹積りでは、あんたが女だったら優先的に取るけど、男だからそういうわけにはいかない。」
「機会は与える。結果の平等はないよ」
この返答に呆れた男子学生は、SNS上にこの件を拡散して今回の問題に発展しました。
アカハラ教授は”江本伸哉”で確定か?

今回のアカハラに関して大手ニュースサイトでは教授の名前はほとんど公表されていません。
ネット上では、江本伸哉(えもと のぶや)教授であるという情報が出回っています。
公式に断定されていませんが、実際の帝京大学生のSNSの声などもあり可能性は高そうです。
帝京大学のプロフィールから情報が消される

報道後に帝京大学の教授・教員の検索ページにいくと江本教授の情報が全て削除されていました。
これでかなり信憑性は高いと考えられます。
“江本伸哉”教授の経歴

江本教授はもともと日本経済新聞社での勤務を経て、大学教授の道へ進んでいます。
優秀な経歴なだけにもし江本さんが該当教授だったら非常に残念ですね。
また、SNSでも非難の声が多く挙がっています。
まとめ
今回は帝京大学で起きたアカハラの一件に関してお話ししてきました。
該当教授は江本教授かは定かではないですが、世間の声を聞くとかなり可能性は高いですね。
この様な事が日本の大学で実際に起きている事がショックです。
今後起きない様に再発防止の対策は固めていってもらいたい一件でした。